linkプロフィール心象スケッチフォトダイアリー政策三村申吾の姿勢ホーム
VOL.283 [2017.12.16]
ソウルー台北道中記 その7

長い営業ツアーも、お仕事は今日の3箇所でお仕舞いです。
明日は朝8時ホテル発で台北松山空港9時半発で帰国。羽田乗り継ぎ、16時半には青森空港です。ホワイトインパルス除雪隊、頼んだぞ!!

そんな訳で、本日でレポートもお仕舞いです。

9時。迎えのマイクロバスが来ました。ガイドの廖さんは、すこぶる段取りが良くて働き者です。
もたもた脇見してると、"ハイ、バス乗って乗って"の気合い目線が、やって来ます。そんな感じで我がチーム皆に、5分前には集合精神が、しっかり植えつけられました。

よって、バスは9時前には目的地である、台北日本語授業校に出発進行。
ちなみに同校は、台北に居住の日本人、もしくは関係者の子どもたちをお休みの日に集めて、親御さんたちが、日本の国語の教科書で、日本語の授業をするシステムだそうです。

今日の自分の役割は、いつも自分が日本国内のあちこちの幼稚園や小学校で行っている、りんごの食育授業の中の、青森りんごが美味しく実る迄を、お話しする事です。
勿論、知事としてのご挨拶やりんごのプレゼントもあります。
我ながら色んな事をやってると、自分に感心する所です。

先ずは知事として公式スピーチ。と言っても、早くも、ときりんごアロハ、その下には、キティちゃん富士りんごアロハを着用してますから、小学生も「かわいい」などとすでにノリノリ♪さあ授業です。
ほんの掴みのつもりで「青森県に行ったことある人!?」と尋ねた所、「はーい」とお母様と子どもたちが、めちゃ元気に手を上げて「私たち八戸でーす」との一発で、八戸と我が村百石の話で、ハナっから授業は盛り上がりました。
八戸出身"まりえ"さんのお力添えを頂き、あとはお話しイケイケ!!大笑いあり、学術あり、生産者でもあるミスりんごの苦労話にホロリあり、で青森りんごの親子応援団が、台北に増えた自信があります。

午後は、台北家庭扶助センターからスタート。ここは、その名前で感じておいでかも知れませんが、生活の厳しい家庭環境にある子どもたちを、応援する施設です。
クリスマス前のこの時期に、美味しい青森りんごやりんごグッズを贈るなどで、この15年間励まして来ました。

今年は15年記念の感謝状を頂く段取りですが、その前に、午前中と同じく、青森りんごが美味しく実る迄を、さすがに自分のほんの片言の北京語では無理なので、通訳さんの力を借りながら、紙芝居を使ってお話しする事になっています。

午前と同じく"かわいい"アロハ重ね着で参上したので、子どもたちがしっかり笑ったり、喜んだりしてくれて、こちらでもするすると、りんご授業が出来ました。

センターで拍手を頂き、バスで小一時間。さあ、いよいよ、青森空港を立つ事7日目、喋りに喋って選挙街頭並みの日々とガラガラ声も、ここで大とりを迎える事となりました。
さすがに大とり。台北高島屋の大舞台です。

いそいそと、お店のステージに向かった所「つづ!!はーい、つづ!!」\(^o^)/と、大向こうからラップの青森県CMみたいな声が掛かってるような気がします。ありゃ誰!?と見渡せば、中国語で「ツースー」とか何とかと、呼んでいる綺麗っぽい、お姉さんっぽい方が居ました。 この10年、毎年、台湾のあちこちで、MCとして組んで来たジュディさんじゃありませんか!!(ジュディ・オングさんよりは、はるかに若いですからね)「ハロー、ジュディ。ナンダバ」とアォモリカンイングリッシュをかますと「オウ、マイネ(-ム)ジュディ」とハグして来る楽しい賢さが、一緒に組んで嬉しくてたまりません。

冗談イングリッシュはさておき、プロですから、早速流れを、打ち合わせします。台湾全国放送のテレビも入るので、ジュディとしては相当ガチンコ衣装に化粧に気迫満々です!

売り場でPRや高島屋さん幹部と懇談、その間に舞台も調整が出来上がり、本番スタート(/^^)/
MCがいいと本当に楽です。サンソンツースーの出番となりました。
ジュディの巧みな通訳と誘導で、ミスりんごたちと掛け合いしながら、青森りんごの安全・安心と美味しさ、ヘルシーさをしっかりと高島屋のお客様だけでなく、放送を通じて台湾全土の皆様にお伝えしました。
出番終了。やれやれ、終わったと舞台袖で傍観したいたら、「ちょっと、チージ、りんごクイズもよ」と呼び戻され、手を挙げたお客様にマイクを向けて、正解者にはりんごをプレゼントしました。
やあ、賑やか!何ともアジアはいい。台湾はいい。
その後100名様にりんご贈呈、テレビ囲み取材があって、本当にお仕事終了\(^.^)/17時。

バスで着替えて、行くぞ小籠包、台湾ビール!!

それでは、7日間お付き合い下さり本当にありがとうございました。
道中走り書きゆえに、わかりづらい点、似たような表現と数々のお笑いは、お許しくださいね。
これにて、ソウル-台湾道中記 了。




三村 申吾

Copyright(C) 2006 Shingo Mimura. All Rights Reserved.