Y |
“「女ざかりは19だ」って腹立ちませんか。そんな子供に人生や恋なんか語られたくありません。19(じゅうく)の子は、「イクイク、ベルサイユ会議」(1919年)でも覚えてなさいって。温泉を語れてこそ、女ざかりですよ。(ちなみにYさんの趣味は、温泉めぐりと大食いの会とカクテル研究会である)この、浪岡には、婆娑羅(ばさら)温泉ってあるんですよ。単純泉で、黒湯らしいです。つるつるしてるから肌にも良さそう。体にもよく浸みて疲れもとれますし、のーんびり、リラックスできるんですよ。夏バテにもお薦めですね。” |
オ |
“ライバルというか、温泉研究の雄、S所長とはこの頃意見交換しているの?” |
Y |
“こっち(青森)に居らした時はよく週明けに情報交換してました。「週末の夫婦で楽しむ温泉って、すごく人生がのんびりに感じられる」って話してらしたんですけど・・・ちなみに奥様と温泉に行ってらしたようです。” |
オ |
“東京でも巡ってるらしいよ。いい湯は無いって言い切ってたね。” |
Y |
“それででしょうか。今はコンサートに填ってるらしいです。団塊世代は気分の切り換えが早いですし、とにかく元気ですよね。” |
オ |
“日本の、いや青森もだけれど、これから60才の定年を迎える団塊世代が増えるわけだけれど、彼らこそが、もう一度日本の元気を造るんじゃないかって思うんだ。全共闘やって派手に壊したり、高度成長にバブルにと、いつもトリガーを引くのは彼らだよね。彼らの退職金と年金っていう膨大な資金がどう動くかで、内需がガーンと伸びて、経済がぐんと元気になる可能性があるよね。” |
Y |
“海外で資金使うんじゃなく、国内で、うちの青森ツーリズムとか二ヶ所居住で使って欲しいですよね。うちの父は退職金で家をちょっと直すと云いながら、直しだしたら次々とで、殆ど全面改修して、例の築100年の倉庫もしっかり手入れをしました。県内経済に貢献しました。” |