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VOL.35 [2008.1.7]
最大のライバル

 あけましておめでとうございます。
 皆様には希望に満ちた新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 さて、ネズミ年の年頭は、トラの話題から。
 2008年春から、甲子園球場のレストランや阪神タイガース寮である虎風荘で、青森県産米つがるロマンを使っていただく事になった。
 昔からのファンである阪神タイガースの応援にさらに気合が入ってしまいそうだ。もちろん夏の甲子園の高校野球応援でも、名物のカレーを食べて燃えるね。
 そしてこの納入にあたって、大変なご配慮をいただいたのが、幸南食糧(株)の川西社長さんである。
 一会にして意気投合、この幸甚をいただく事になったのだけれど、人生の出会いの妙と縁には、不思議なものがある。
 総合販売戦略課ともども、一生懸命働いてきた事が、良縁のきっかけであって、やはり地道にこつこつ努力し続けることを自分は大切にしたい。
 さて、暮れに御礼をかねて川西社長さんの本社をお訪ねし、著書をいただいた。
 『「気づき」はあなたを変える力となる』である。その中に目から鱗がおちる思いがした一言があった。
 「最大のライバルは時代である」の言葉である。
 ここは川西社長さんの一文を丸ごと引用すべきだろう。
  (中略)
  私は、経営者という立場であるから、私のライバルに、
  「時代」を挙げないわけにはいかない。
  時代が変わると、実施すべきことも変わる。
  時代が進めば、時代に合った進め方が必要になる。
  「時代」は、最大のライバルなのである。
  ライバルに対抗するために必要なのは、
  時代の変化に対応できる力を持つこと、
  時代の変化を読み取る目を持つこと、
  時代の変化にあわせて、自分の考えを変える力をもつことである。
  考え方を変えられる人、
  物の見方を変えられる人が「時代」に愛され、
  新しいことに対応できない人、新しいことに挑戦できない人は、
  時代に見捨てられる。
  経営者でなくても、
  「時代」というライバルを甘く見てはいけない。

 行政者の自分としても、「時代」の変化・求めるものをしっかりと見つめ、怖れずにひるまずたゆまず、「時代」に向かいあって行きたい。
 いよいよ今年は、行財政改革の新プランをお示しすることとなる。時代に対し「変革するは、我らにあり」と堂々の旗を揚げたい。

三村 申吾

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