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VOL.16 [2005.8.5]
「トップセールス」

 「トップセールス」に力を入れている。
 知事として我が青森のトップセールスマンであり、トップPRマン・トップサービスマンであるべしと自覚するからだ。
 セールスの方は、「攻めの農林水産業」の関連で、ややもすれば、りんご・帆立・シャモロックを始めとする特産品、あるいは青森ツーリズム等、“総合販売戦略”方面だけと思われがちである。
 しかし、喫緊の安全安心対策として、医師確保のトップセールスもみっちりと行っている。
 その業務上(つまりは余所から拝借するので)詳細は書けないが、U・Iターン作戦として我々は東京・大阪・福岡に本県応援チームを作りあげた。
 また、せっかくの弘大医学生が流出しないように、本県で研修病院を選んで欲しいと五・六年生と懇談したり、新入生ガイダンスでも本県医療の施策を語らせてもらった。
 さらに、女性医師全国大会、産婦人科学会等に参加し、懇談する過程で、産科の大学院生たちと改めて本県の医療施策について語り合う機会を得られるようになった。
 こうしてこの方面は手堅くジワジワっと作戦遂行中である。
 ただ、最も重要なトップセールスが「企業誘致」である。
 雇用(働く場の確保)こそが、古くて新しい本県の課題中の課題だからだ。
 しかしながら、市場や大手スーパーでりんごを販売するのとは違って、この分野こそ隠密裏かつ結果オンリーである。
 
東京・大阪での数百社対象の「環境・エネルギーフォーラム」のようなオープンにできる物は少ない。
 市場回りや諸官庁巡りの空き時間に「青森県でございます。ところで社長さん・・・・・・」とPRセールスを展開している。
誘致担当チームの強化や、金融関係者との接触、県の工科学院等で先端技術の初歩を教える仕組みづくりを始めたのは、社長さん達からのアドバイスあってである。
上記「東北デバイス」の他に「キャノン」新工場、「エプソン」等動きが出てきた。だが、ライバルは46都道府県である。
 自分自身も知恵を出し、工夫をし、体を張ってセールスの陣頭に立って士気を鼓舞し、成果に結びつてゆくことが、ますます大切であると考えている。
 ファイト!ファイト!

三村 申吾

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