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VOL.305 [2020.1.14]
ミッションいっぱい!台北へ!new!!

12月10日(火)

 青森空港の国際線カウンターがすごく増えて、チェックインが便利になりました。
 セキュリティーチェックも最新システムできっちり。出国審査の窓口も増えてスピーディ。待合室は、ほぼ1.5倍に。いいね。

※トピックス
青森空港駐車場は、当空港発着の海外便に限り、届け出をすると9泊10日1,000円で使えます。 近県の方々にも好評です。

 機内映画では、久々にクレヨンしんちゃんを見ました。いやもうめちゃくちゃ面白いが、子どもに見せるなと云われるのもうべなるかな。

 現地19:50(日本20:50)に桃園に着きました。
 ここでは、X線検査不要の識別カードを降り口で受け取ります。豚コレラ等の予防のためです。これをもらわないと検疫(手荷物検査)を受けることになります。
 みんなで取るから前の人にならうとよいです。入国のイミグレーションは、カメラを見て、両人差し指の指紋をとって簡単です。

 そして、なんと預け荷物の早いこと。トイレに寄っていたらターンテーブルがもう回っていました。桃園おそるべし。
 本日はミッション団体なので、市内までバス移動となります。しかして、台北駅までの直通の電車がつながってわずか40分。羽田並みですね。エア&鉄道システムが超進化してますね。

 今夜の宿は、長榮桂冠酒店(エバーグリーンホテル)。自分の場合はこの10年余ここだけ。
 というのは、エバー航空のチャーター便を狙い、実現し、定期便へと進む長い営業過程において、エバー直営の当ホテル以外、選択肢はないからです。(ちなみに、エバー台北支店から徒歩5分。)
 また、台北は地下鉄ネットワークがめちゃ便利です。当ホテルは、2つの線が入る「松江南京」駅から徒歩5分です。

 街の雰囲気は、もろ青森の新町通り。ありていに言えば、ま、ちょい古い街並み・旧市街そのものですが、スーパー頂好(ウェルカム)あるので、これを重宝しています。


 本日もただちにお買い物。
 夜なので美味しいパンが売り切れてて、今夜は牛乳1リットル。そして、土産に頼まれた『ワシミルク』、『干しマンゴー』、『ルーローハン缶詰』。(明日からは、夜も激走日程なので、おみやは買えるときにさっさと買っちゃいます。)
 では、牛乳飲んで持参のビスコをちょいつまんで、おやすみなさい。

12月11日(水)

 いよいよパワフルにお仕事スタート。
 朝一番は、台北市教育局。青森の高校の校長先生方13名、台北市教育局長さん以下、実務の科長さんたちとの懇談会。
 松山工農高の生徒さんたちによる青森研修成果の発表もあって盛り上がる。


 昼前から、台北の著名シェフ・アンドレ・チャンさんのお店で青森食材を使ってのキャンペーン。
 お店の中もねぶた仕立てで、青森ムード満点。テレビ局等メディアやSNSのインフルエンサーたちが大集合。
 アンドレさんが、のっけ丼・味噌カレーラーメン・生姜味噌おでん・イギリストースト等に刺激を受けて、それらをフレンチにすっかり模様替えした趣向の妙と味わいの驚きに大絶賛の声があふれる。
 自分も取材陣に問われ、「わいは」と驚き感動した旨をコメントしました。

 次は、台湾観光局長面談と、夏場のアウトバウンド対応策の検討会。
 また、『台湾観光貢献賞』をいただくことになった御礼と授賞式に自分は出られない旨を詫びました。

 次いで、その足でエバー航空との共同キャンペーンが行われている忠孝復興駅へ。
 共同PR広告が浮世絵仕立てで、そのユニークな青森コンテンツの表現が大好評。

 夜は、長年パートナーとして立体観光システムを作ってきたJAL 台北、創造旅行、 旅行業界副会長等と懇親会。なかなかへばりました。

12月12日(木)

 本日も濃くてジャンル多様。
 まずは台北市立大安高級工業職業学校へ。
 楊校長先生は、松山工農高校以来の友人で、青森の大ファン。交流成果を次々と上げて、出身母校の校長先生に今年度から就任しました。
 台北市政府教育局の何副局長さんもジョイントして、我が方13人の校長先生と、台北市の小中の校長先生方も集まってくださり、大変有意義な交流会ができました。ブラスバンドの歓迎が感動的。国立大学への進学者が70%近い名門校です。

 次いで、エバー航空。冬の週5便の3月末からのサマースケジュールが倍の週4便となったことに深く感激し、今後のイン・アウトの戦略的打ち合わせ。  ヘビーでした。

 14時から18時は、今回の大ミッション。
 青森県の産学官金融トップで構成されるラウンドテーブルと、台日商務交流協進会、台北市進出口商業同業公会との合同会議です。
 具体の企業や研究シーズも持ち寄っての経済交流をさらに進めて、ビジネス連携と新産業創造の可能性を探ることがその内容です。
 何しろ、議長は自分で、通訳を交えてはいるものの、台湾側は日本語ペラペラで色々とハードでした。

 その後、20時まで懇親会。
 さて、ここでお酒の話。当地の「乾パーイ」は、まさに地元酒の金門酒です。38度の時と58度の時があって、どちらでもキツさ抜群ですが、少なくともすごく小さな、お猪口ほども入らないグラスだから、「白いので(白酒の意味)、ホッターラ」(全部飲み干してグラスが空なのを見せる乾盃)でも何とかなります。
 しかして、昨年覚え書き締結時は、「もう一回茶色ので乾盃して絆を深めよう」ということで、ビールグラスに茶色い液体が3分の1程注がれました。紹興酒(15度程度)なら「ホッターラ」も仕方ないか、と覚悟を決め、「ホッターラ!!」と勢いづけて友情を示し、「なんじゃこりゃ〜!わおー!」と呻いたところ、「あはは、カバラン、最高の友情」と大喜びされました。

 今、台湾では世界最高水準の自慢のウイスキーが誕生し、これがものによっては60度もあったりして、“ダイハード”なウイスキーなのですが、パンチの効いた友情に、胃袋うるうるです。
 イタズラを楽しんで、大いに笑って、ぐっと濃い仲になったところでした。
 ともあれ、本格的で濃密な話が各テーブル等でなされ、予定を40分も推して盛り上がりました。実際の商談に入ったメンバーもいて、今後の展開が楽しみです。

12月13日(金)

 まずは、食品薬物管理署(FDA)。
 りんご輸入のチェックを行う、我々には最重要な台湾の政府機関のひとつです。残留農薬や不許可農薬等のチェックが非常にシビアです。ここで「アウト」だと、本当に「アウト」。昨年、薬の問題で大変迷惑をおかけしました。心から陳謝し、改善策をきっちりと説明した経緯があります。
 しかして、十数年来、時には年2回通っていたので、顔見知りいっぱいで、訪ねやすくはあります。FDAの方でも、「12月にピンゴツースー『りんご知事』が来ると、『ふじ』『王林』のりんごシーズン真っ盛りだなと思う」と言ってくれるくらいです。
 昨年は、台湾全土のPX マート(スーパー)で配られた、不肖三村がりんごアロハシャツ姿で載っているPXマートの商品カタログを署内に貼って、トラブルあったけど、頑張ってちゃんとやれと激励してくれました。本当にありがたい事でした。その他にも、色んな場面で「陰に陽に」助けてもらっています。

 次は、当地ロイヤルホストでPRと記者会見。
 青森フェアの冬の鍋は、驚きの、みそカレーラーメン味仕立てのせんべい汁です。台湾は鍋王国で、当地風の味つけですが、これが絶妙。おつゆグビグビいきました。また、オーナーから青森のお魚にも大変興味をいただきました。

 午後はまず農業委員会(日本なら農水省)動植物検疫局。
 ここも怖い怖い一発アウトの「モモシンクイガ」などの検疫担当局です。当方も防除徹底指導等きっちりやっています。2年に1回は青森に来訪し、現地の状況もチェックされます。副局長さんとはこの5年来のラオ・ポンユウ(老朋友)の仲ですが、仕事の厳しさはきっちりです。

 そのあとは台湾日本関係協会。
 日本と台湾は正式な国際交流関係を断って以来、かれこれ50年になりますが、東京にある台北駐日経済文化代表処ともども我々の相談に親身になって対応してくれる、これもとても大切な窓口です。東京でいつもお会いしていた副代表が対応してくださいました。

 その後は、台北のパパと呼ばせていただいている台湾で一番大切な、リンゴ関係者というより商売のあり方から始まり、アジア世界での物の考え方、見方、生き方までとうとうと諭してくださり、心から尊敬する大恩人を尋ねました。
 ご高齢で当日どうしても体調不良でお会いできず、ご子息と面会させていただきました。


 夜ご飯は初めてフリー。
 訪台の時は必ず立ち寄りたい「済南鮮湯包」の小籠包を食べることができました。うれしい!!
 シラス炒飯も悶絶級ですが、マーボー、東坡肉(トンポーロー)もいけます。
 桜エビとキャベツ蒸しの旨みも、わいはー。

12月14日(土)

 さあ、土曜日。明日は青森、あと一日頑張ろうと気合いで「朝ラー」醤油味のチンゲンサイ菜入り牛肉麺。ちょっと重かったかな。

 全土に店舗をもつ台湾カルフール新店店の舞台セールス。
 なんといっても目玉は、太っ腹「カルフール」のエバー航空の台北-青森航空券を6名にプレゼントする大抽選会。
 こちらも張り切り甲斐があるのなんので、MCに喋らせず、「チンセンピンゴハウツー!!(青森りんごおいしい!!)」と選挙並みに連呼してキャンペーン。




 午後は新北市ハッピークリスマスランド。要は、「板橋」という巨大なターミナル駅のイベント広場がステージの「駅前」キャンペーン。
 ちょうど、台湾の総選挙、国政選挙も始まったので、「青森りんご」の旗を立てて歩いている我々にも「青森(チンセン)党」あるいは「ピンゴ党」かと、往来する車中や歩行者の注目を浴びること浴びること。なんと、自党の応援に来た柯文哲台北市長と一緒になり、向こうはなんだか苦笑い。


 さあ、全日程終了。
 16:30、エバーホテルに戻り、街おこしで原宿か浅草か(判断に悩みます)と賑わう「迪化街」へ。
 旧日本時代の建物が次々とリノベーションされて、繊維問屋と薬種屋と干物屋の街に、モダンアートや小洒落た雑貨屋や飲食店がそろって、浅草とカッパ橋と原宿の混然一体がいかにもアジア。
 それぞれに目的の異なる人たちが集まってきて、ほんと、仲見世の混雑でした。
 店が開いてる時間に行けなくて、超久々にその場で蒸す「桃のまんじゅう」が、行列もたまたまなくて、蒸す5分だけ待って食べられました。「迪化街」は今、台北で一番のおすすめスポットです。

 なお、太らないようにと青森では間食しないのに、大好きな「花生酥」ピーナツ菓子120元を買って帰って、袋を空けて夜食した愚か者は私です。



12月15日(日)

 みんなバスなので早め出発。7:40にホテルを出て、いざ雪の青森へ。
 滞在中は、ほぼ晴れ。20度前後だったのでアロハとTシャツで仕事の自分には助かりました。(完)

三村 申吾

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