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VOL.38 [2008.1.15]
田舎館パワー!!

 田舎館の母さんから、また柿をいただいた。
12月の初めにいただいた渋抜きの柿があまりにも美味しくて、“あんなに旨い柿は生まれて初めて食べた”と触れまわっていたら、それならどうぞといただくことができた。
 実際、柿という果物がこんなにも美味しいものとは知らなかった。
 また、柿と云えば、九州や紀伊半島のものと思っていた認識を、改めることともなった。
 美味しさについては、柿そのものの素材も当然に良いのだろうが、何よりも母さんの絶妙な渋抜き技法によるところ大と想像する。さらに、始めから甘い柿と違って、渋柿が甘く変化するところに、旨味の深さが増すのだろうか。
 今回の柿に限らず、田舎館には宝が多い。
 トマト。良質な甘みの特級品だ。日に6個食べても飽きがこない。大好きだ。
 アスパラガス。これには驚いた。まさに芸術品。親指のふた回り大サイズなのに、決して固くはない。ぷりぷりっとしてとてもジューシー。ひと噛みごとに旨味が続々と湧き出てくる。青山や広尾のレストランなら、軽くソテーして3本一皿2,500円!!
 スチューベン。糖度20、ジベレリン不使用。甘味の王様、しかも安全。長期保存が利いて、真冬に食べられる。
 鑑賞用ひまわり。東京は日比谷花壇でしか見られないような、最上品。すっくとして凛たる上品な立ち姿。黄色と黒の鮮やかさに満ちる気品。惚れ惚れする。
 お米。成田貴久さんの「つがるロマン」が、全国米・食味分析鑑定コンクールで、金賞に次ぐ特別優秀賞の高評価を受けた。これはすごいことだ。
 田舎館のお城(役場)近くに、田植えに行ったことがある。何より感動したのは、田んぼから沸き上がってくる何とも云えない甘い泥の香り。
 五月の空は、ぬけるような青のすがしさ。東に八甲田、西に岩木山。水面に揺れる早苗のやさしさ。
 今思い出しても、夢見るようだった。いいお米が沢山とれるわけだ。
 しかし、極めつけは、「田んぼアート」だ。
 紫稲、黄稲、つがるロマン、赤米によって造型される田んぼの名画。
 稲の成長によって名画の色合いが変化することの妙もなかなかだ。
 「富嶽三十六景」や「風神雷神」「モナリザ」・・・・・・本当に見事な作品ばかりだ。
 この卓越したアイデアに約24万人が見学に訪れる。
 役場の姿がお城という事には、いろいろ意見もあったろうけれど、天守閣から見下ろす田んぼアートであってこそ、ぶっとんだ感性の価値は否が応にも高まるわけだ。
 こんなにも地域資源に充ちた田舎館のパワー。その可能性たるや、大いなるべしと自分は思う。
 母さんの旨い柿をもぐもぐと食べながら、“頑張れ田舎館”と念じている。

三村 申吾

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